お金と時間の有意義な無駄遣い

有意義と無駄は相反する言葉ですが、個人的に無駄であり世の中全体にとっては有意義であることは両立するのではないでしょうか

ラジオの聴取率調査以外にも

 私はラジオが好きです。

 FM,AM問わずいくつかの番組を聞いていますが、好きな番組が改変を乗り切れずに終わってしまうとがっかりしてしまいます。
 やはり好きな番組は長く続いて欲しいてすよね。
 続くか終わるかはやはり人気があるかどうかで変わってきます。そして人気のバロメーターとして分かりやすいのは『聴取率』と『おたより』でしょう。

 おたより(最近はほとんどメール)を送ることは比較的誰でも出来ます(読まれるかどうかは別ですが…)。積極的に送りたいものです。
 ただ、もう一方の聴取率はどうにもなりません。

 聴取率調査は無作為に選ばれた個人が何の番組をどの時間帯に聴いたのかを書く方式を取っているそうです。そしてこの聴取率はCMを打つ上で重要な指標になっています。

 仮にあなたがラジオCMで何か宣伝したいとしましょう。人気の番組だけど聴取率が低い番組とそれほどおたよりの来ない番組だけど沢山の人が聴いている番組はどちらがいいでしょうか?
 もちろん番組イメージや対象としている層によって異なるとは思いますが、やはり多くの人にCMを聴いてもらい認知度を高めたいと思うはずです。
 やはり聴取率は最重要項目となります。

 さて、では番組を聴いても聴取率に全く関係ないからとYouTubeなどの動画サイトに上がっているものを聴いていてもいいのでしょうか?

 2010年に開始された『radiko』というサービスがあります。これは全国のラジオ局が協力してネットを使いラジオを聴けるというものです。
 ここで言いたいことはラジオではありますがネットでの配信です。垂れ流している電波とは違い、ネットではある程度聴いている人の数が把握出来ます。直接には聴取率とは繫がらないかもしれませんが、radikoで聴くことにより番組の人気が放送局の編成を行っている部署に伝わるのではないでしょうか。少なくとも動画サイトで番組を聴くよりは分かってもらえるでしょう。

 ラジオを動画配信サイトで聴いている方、そのまま聴いていても構いませんが、おたよりを送り、radikoで番組の時間帯はアクセスしましょう。
 『私は聴いているぞ!』という声なき声を放送局に伝える事が私達リスナーの使命かと思います。

 惜しむらくはそこまで気を遣ったところで、リスナーは聴いた番組の話を知り合いと共有出来ることが少ないのが残念な点です。